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May 27, 2007

小さな配慮

どうやら 人にはいろんな周期があるのでしょう
ここのところ 友人の手術 身内の癌や入院など
物騒なことが 私の周辺で続いています。

少々 かたまって出来事が続いているので困りものですが
私ひとりに起こっているわけでなく 皆それぞれ何がしかを抱えて
走っているもの。

そんなとき 自分のささえになるものがあるか
戻っていける場所(実際の場所でなくても)があるか、そんなことが大切かなと
思います。

さて 自分にとって、いろんな出来事が押し寄せても
信じて前へと思える「ささえるもの」は何やろう?
そんなふうに 考えてみると あれもこれも あの人がいたなどと
いくつかあるものです。

私にとってその中のひとつが 中2の時の深夜ラジオから流れた1通の投書。
女性からのその投書の内容は、出会い 結婚 死別 闘病 事故
詳細はさすがに思い出せませんが、これでもかという厳しい内容の中
前へ進もうとする 固い意思が綴られていました。
寝ぼけ眼が どんどん覚醒していった記憶だけは鮮明に残っています。
私も「わけあり家庭」でしたから、子どもの頃はなんだか不幸ぶりたいもの
そんな自分をあざ笑うかのような、衝撃的なものでした。

当時たまたま 自由な課題の作文提出があり、文章にするときれいごとや
ただの美談になるのがいやで躊躇しましたが、
我慢できずにそのラジオを聞いたこと、そのインパクトを書いてしまいました。

その 当時の担任の先生は立派な方で、きっと内容が濃すぎることに
配慮して、匿名で誰が書いたかは言いませんがと注釈つきで皆の前で
読み上げられました。皆が誰や誰やとざわめいていました。

そのときに、出雲くんの作文として読み上げられていたら
きっと こんなふうに年を重ねても、しんどいことがあるときに
「ささえるもの」にはなっていなかったかもしれません。
そんな小さな配慮 私も大切にしたいものです。

<塾長コラム 子WAKA絵プレス 0705号 より>

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