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December 24, 2011

1点の格差<子WAKA絵プレス11-12号>

「1点の格差」

都会と過疎地で選挙の時に投票する1票の重みに格差があり
そのことは司法の場でも問題ありとして指摘されていますが
なかなか是正されないままです。

問題がおこることよりもそのまま放置されていることのほうが
問題かなと思いますが、ここ数年の生徒の受験環境をみるにつけ
まだ問題が具現化しているだけましなのかもしれないと
感じるようになりました。

この10年の教育環境は、ゆとり教育への移行があり、多くの問題点が
指摘されながらも、脱ゆとりに時間がかかり、ようやく今年、小学生
来春中学生の学習指導要領の改訂

おまけに私たちの教室のある学区では少子化による学校統廃合が
一挙に進み、しかもその統廃合はバランスを欠いた魅力ある学校は
遠かったり、同じレベルの学校が偏ったり…。

おまけに府政の大胆で性急な私立無償化の導入により
昨年の公立高校の定員が一気に例年よりさがり、努力して
学習して得た1点の値打ちが一気に下がりました
しかも、その反動が今年が生まれました

公立高校とはいえ定員割れが続くと、廃校、統廃合の対象になる
それを恐れて今年は数合わせの定員の削減
無償化の急な導入の直後のため、私立も在校生とのバランスもあり
急な定員拡大はできない、経営的にも常勤教員の採用などが厳しい

結果どうなるか、昨年の受験生と今年の受験生で過去前例のない
1点の格差が生まれることになりました。

兄弟姉妹で年子の子どもになんと大人は説明できるのでしょうか
同じ頑張りをしても格差が生まれる

先週公立私立とも募集定員の発表がありましたが
来春の入試がどのような形で推移するのか、まだ誰にもわかりません

私たちにできることは、がんばる子どもたちをしっかり
応援サポートすることだけ

そして来年以降の受験生のため、注意深く今回以降
数年の受験情勢を見極めないといけません
なんとか、教育行政の迷走が止まることを願うばかりです。

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