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January 23, 2013

「いま一度、怒ると叱るの違いを考える」

私達になじみの深い大阪の市立高校で体罰が起因したのではないかと思われる
悲しい出来事が起こり、年明けから新聞TVで大きく取り上げられています

その後も募集停止の動きや人事の問題などまだまだ
落ち着く気配はありません

私が2000年の2月にこの子WAKA絵プレスで書かせていただいた
コラムのタイトルが「怒ると叱るの違い」
年長者や指導する立場にある人間は、その子どもの成長を願い
怒るのではなく「叱る」ここを常に忘れないようにしないといけない
という主旨で書かせていただきました。

子WAKA絵プレス 2000年3月号

子どもに向けて最初は指導、叱咤激励しているつもりがいつのまにか醜い言葉を
浴びせている自分がいる、それがさらに今回のような手を出すという
体罰という名の暴力に発展する、しかも抵抗できない立場や関係から
その醜い言葉を投げかけたり、暴力が常態化してしまう

ご家庭でもついつい、家族という近い関係であるがゆえに
叱っているつもりが感情的な、ただの「怒り」になっている
そんなご経験はありませんか?

そんな事が指導者と受け手側という他人同士で続くとどうなるか・・・。
家族のように身近に居て相手の気持ちを推し量ることが出来ないので
さらにどんどん閉塞する、そんなことが学校でも会社でも今の時代は
多くなっているのかもしれません

今回の事件は、肉体的な暴力が命という大きな問題につながったことで
ようやくそこを問題視する動きにつながりましたが
言葉の暴力など見渡せばまだまだ近くに存在しませんか

今回のような悲しいことにならぬよう
指導する伝える立場の人間は怒っていないか、
ちゃんと相手のことを思い叱っているか 
自分自身に問い掛けながら子どもに伝えるあらためて意識したいものです
そのこまやかな配慮が出来ぬ者はスパルタ指導してはならない

怒っているように見える演技は時として必要かもしれませんが
どんなときも叱って励ます、叱咤だけでなく激励や意味を伝えることを
常にペアにすることを忘れてはいけません

~子WAKA絵 プレス 2013年01月号 VOL150号~

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